大学の心理の同窓生の(「の」の連続)と出るの承知の乙女のランチ会だった。
みんなが我が子にグチるの聞いてて、子育て終わっちゃった身としては心の底から羨ましかった。
いいな。
のしかかるモノがあった方が人生の張りがある。…と思った。
これは是非とも書いときたい。

夜はフラメンコの舞台を観に行った。
中尾貴子 フラメンコスタジオ・ヒラソル 発表会 at 芸文
大ホール中尾貴子さん。違うなあもうぜんっぜん。
この方の踊り、行ったこともないのにアンダルシアの情景が浮かぶ。
日本人離れした容姿もそうだけど、動きの一つ一つが日本にいることを忘れさせちゃう。
大ホールを埋め尽くす力量といい、またこの舞台成果といい、この迫り方、異国の舞踊の発表会でこれだけの余韻を残すか?普通。
フラメンコは大人の踊りだ。この味わい、小娘には出せない。
発表会なので、色々なレベルの生徒さん達が出演している。
(練習量はんぱじゃないんだろうな。)と見て取れる。
前、同じギョーカイにいたPさん。
バリ舞踊よりこっちの方が合ってるよ。
しなやかさがPさんらしかった。
昔、今池のNHK文化センターにお世話になってた時、忘れられない出来事がある。
前後のいきさつは忘れてしまったけど、その頃まだ私が駆け出しの頃で、色々暗中模索だった時代の話。
ある時ロビーでお会いした時、その時なかなか思うように事が運ばない時期だったので、「最近どうですか?」と尋ねられて「難しいです。マイナーな分野ですし…。」みたいな事を云った。そしたら中尾さんはにっこり微笑んで「でも、あなたがここで一番最初に始められたんだから。」とおっしゃった。
その言葉にすごく勇気づけられた。
いつ思い出しても勇気づけられる。
でも、きっと中尾さんは覚えてらっしゃらないだろうな。
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- 2008/07/21(月) 22:26:16|
- 徒然
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