フランス音楽祭 Féte de la Musique

私たちはスアラスクマの演奏で、オープニングを華やかに飾る。
パニャンブラマで惜しげもなく花びらを舞わせ、マルガパティで少し気分を変え、
そのあとキッズのキュートなチェンドラワシでときめかせ、最後にジョゲッで盛り上がった。

港というシチュエーションもさることながら、イベント全体の雰囲気がいい。
リラックス、リラックス。

バリ舞踊やガムランのほかに津軽三味線やカポエイラ、アフリカンミュージック、ロックなどなど。

字面だけみると「別に普通じゃん」だけど、みんなある水準をクリアした実力派ばかりなのだ。
その中に白象着ぐるみが加わっておちゃめぶりを発揮している。

そして、極めつけは飲食ブース。
Cafe dufi, Blanc Pain, FUCHITEIなど名古屋の有名店がずらり。
本格的な料理が¥500ワンコインで食べられる。
FUCHITEIでオムレツを頼んだら、目の前で焼いてくれた。
もう少しで完成というところでシェフが顔をあげ、目で「ゴメン」と言ったが早いか
お皿に移したオムレツを後ろに追いやってしまった。
(え?今のなに?)
と思うそばから新しい卵を割りだし、シャッシャッシャと撹拌している。
何事が起ったのだ?
待つこと5分。完成して熱々を手渡された。どうみてもさっき作ったものと同じに見える。
「あの、教えてください。さっきのはどこがどういけなかったのですか?」
と聞くと、
「あ、焼きすぎちゃったんですよ」ポリポリ。
「え~!!全然わかんないのに」
「いえいえダメですあれは」ときっぱりオムレツ職人は言い切ったのであった。


最初話が来たときは、(フランス音楽祭でどうしてバリ舞踊?)と思ったが、色々調べてわかった。
「夏至」に行うことに意味ある音楽祭なんだ。緯度の高いヨーロッパでは夏が短いもんね。
人々にとって一年で一番昼が長い「夏至」は特別な日だろう。
調べれば調べるほど、ため息が出る。
まず、フランス全土で行われていること。
基本屋外で。カフェ、ストリート、広場、路地、河畔…ありとあらゆるところが音楽であふれる。
アマもプロも。どんなジャンルの音楽パフォーマンスもあり。
クラシックからジャズ、民族系、そしてシャンソン。音楽はすべての人のもの。
観覧無料。どんなプロでも。
本国では必ず「夏至」に音楽祭が行われるようで、平日に当たった年には夜どおし盛り上がるらしい。
すばらしい!いいな。いいな。
いろんなサイトで紹介されているのでぜひ見てみてほしい。

アリアンス・フランセーズ愛知の主催でここ名古屋でもフランス音楽祭が行われた。
本当の夏至は6月21日なんだけど、月曜日。
さすがに日本では平日開催は無理だよね。
でも1日違いだし、ほぼジャスト夏至でしょう。

車で港のカモメハウスに横付けしたとき、なぜかシドニーのダーリングハーバーと錯覚した。




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「いっちゃえるとこです。」

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「ダンスは尊敬してるけど、お酒は尊敬してません。」

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「んー。飲みながら考えます。」