「得三は朝までやっている飲み屋である」の「得三」で
安藤俊子ご本人と言葉を交わす機会があった時の事。
「一流は見なきゃ。私は鈴鹿サーキットも行きますのよ。カーレース見に。」
「セナ大好きでしたの。死んじゃったけどね。残念でしたわ。」
とおっしゃる彼女は御年79歳である。
「えー、すごい!」
と人は言う。
だけど、そのあと(何かヘンだ)という違和感が数日残った。
で、気づいたのだ。頭悪いのですぐ気づかない。
あれは失礼だったなと。
何がすごいのか。
おばあちゃんがF1見る事がすごいのか。
「ご高齢にもかかわらず」ってところがすごいのか…。
いや違う。
そうじゃない。
別にすごくなんかない。
好きだから、見たいから観に行くだけで、そういう人なんだ。
年齢に関係なく、F1がみたい彼女だから見に行くだけだ。
それを、「そのお年でF1!すごいですねえ」は失礼だと思ったんである。
たぶん、彼女的にはごく普通に好奇心を満たしたってだけだと思うし。
で、これからそういう「年のわりに」的人の見方はいっさいやめようと思った。
その人の本質なんだから。
…という話をするきっかけになったのはオシ君のえっち発言。
まあ、日常会話のほとんどがそうなんだけど、今日はなぜか
「高校生の時とおんなじ事云ってるオレって…」
と自分で自分にツッコンでるので、云ってあげたんだ。
「年だからってそれがなに?いくつになってもそれがオシ君なの。」
「ていうのはさ、この前気づいたんだー。得三で…(中略。ここで文頭にダカーポする)…」
Gogol Bordello
最近はまってるこのバンド。
怜が教えてくれた。入りたい。
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- 2009/03/22(日) 23:59:59|
- 徒然
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