年賀状に、フレッチャーの箴言を添えるひとだった
「思慮分別は最大の勇気である」
大人になってからのやり取りではない。
この賀状をもらったのは中2である。
同級生だった。
お互い、道は分かれたけど同じ舞台人としての何かが通じていたと感じた年末。
それから半年。
突然の死は凄惨すぎる。
宙ぶらりんでいる。
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- 2016/04/26(火) 01:04:34|
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流山児祥と北村想の二人芝居。
と聞いて胸躍らぬ人がいるだろうか。
なに?二人とも知らないって?
あんたもぐりだね。
三重県津市上浜町3丁目51
津あけぼの座 19:30開演(30分前開場)
「夢謡話浮世根問」・・・「うたはゆめ うきよのねどい」
前売り2,500円 当日3,000円
ただし名古屋から行く人は必ずや電車で!
リフレッシュ工事で23号線も東名阪も大渋滞ですから。
昨夜雨の中を名古屋から会場まで車で2時間半かかりました。
四日市で「亀山まで70分」の看板見た時はあきらめようかと思ったけど行ってよかった。
仕事終わってからわりとすぐ出たのに結局開演に間に合わなかった。
でも10分遅れ、傷は浅くてすんだ。
うたはゆめ、というくらいですからうたづくしです。
昭和の。
渋滞のため10分遅れで入ったのでその前はわかりませんが
それから後の曲はほとんど一緒に口ずさめちゃう昭和歌謡のオンパレード
しかし、これはあくまでもお芝居です。
歌謡ショーではありません。
一言で言うと、歌と歌をつなぐ激動の昭和史をバックに、やくざのヒットマンと正体不明の貧乏弁護士が雑談なのか芝居なのか、(これって台本あるの)と首をかしげながらも面白さにそんなことどうでもよくなってしまうお芝居なのです。
面白かった。
そして「津あけぼの座」
この人たちの小屋や芝居に対するスタンスが泣かせる。
私のつたない文章では伝えられない。是非サイトに行って!
津あけぼの座津で見れるのは今日だけ。
まだ間に合うからみんな行こうね。
祥さんや想さんのアフタートークも楽しいよ。
ほとんど祥さんがしゃべってたけどね。いいのいいの。
オシ君は芝居見て
「すごい質の高いマスターベーションだったな」
といってた。
このあと盛岡、仙台と回るんだよね。
「集る劇場」は妄想じゃないと思う。
- 2011/05/24(火) 16:01:00|
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年末に飛行機の中でダダクサに「おくりびと」を見た。
広末涼子のせいだ。
あ~あちこちにオシ君や私の体験とかぶるエピソードがちりばめられてんのね~
でもピロスエが~~~。
数ヶ月後アカデミー賞を取った。
稽古前に暁天講座のチラシをぼぉっと眺めてた。
と、突然ある箇所に釘付けになった。
「おくりびと」のタイトルからわざわざ原作者の名前を外してもらった人がいて
その理由が、一番大事な主題を削除されてたからだ。という下りだった。
納棺夫日記という本を書いた「青木新門」さんというお方だった。
(ふーん。普通アカデミー賞取った映画のタイトルに自分の名前が入ったら舞い上がって喜ぶところ
このお方は最後まで自分の名前が出る事を拒んだ。主題部分が完全削除されてるからという理由で。
ものすごくまっとう。どういう方なんだろう。)と強く興味を持ち、5時起きして暁天講座に出かけた。
タイトル「後生の一大事―映画『おくりびと』によせて」
私は納棺夫日記を読んでいないので、映画で描かれていなかった、しかも青木さんが
一番アピールしたかったこの本の主題「後生の一大事」ってどんなものなのか知りたかった。
青木氏は大変に素敵な人だった。
お話もお上手。さりげないユーモアをちりばめてしかもわかりやすい言葉で進めていく。
人の死にゆく様に立ち会う、立ち会わせる。若い人に。
生と死は一体でつながってる。その実感。
あぁ、それって昨日見た芝居だよ。
「北村想作 アチャコ」
一昨日たまたま想さんのポピュリズムを読んでいたら
「今回の芝居は エログロナンセンス」と書いてある。行かなきゃ。
大好きなジル豆田も出るし。
世界コスプレサミットを横目に雨の中七つへ観に行ったのだ。
これが昭和の人にはすごく面白かった。
そんなにエログロでもなかった。ちょっとお下品なところが巧い。
ひとえに本の力、役者の力、演出の妙でありましょう。
この芝居を観てて感じたのはエロスと死はつながってるって事だった。
強烈なエロスの中、ひそんでいる死。
ベタな言い方だけどひとことでいうとこうなる。
でも、すごく強く感じたのだ。
青木さんのお話を聞いていて昨日の舞台がよみがえった。
つながっている。
青木さんのお話、彼は単に人の死から目をそむけるなと言う事が言いたかっただけではないと思う。
すごく一生懸命聞いていたけど「後生の一大事」ってどういうことなのかわからなかった。
一日ずっと考えていた。
話の中で青木さんが宮沢賢治をリスペクトしている事を知り、
(ああ、だから脚本家は映画の中でモックンにチェロを弾かせたんだな)と思った。
夜、偶然だけどWOWOWで「おくりびと」をやっていた。
きちんと全部見た。
- 2009/08/02(日) 23:59:59|
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満員御礼、チケット完売。
岡崎→豊田、と昨日は三河を駆け抜けた。
家族、親戚、友達…。
周りは、これまで一度も芝居をナマで観た事ない人達ばかりで、これじゃなきゃいかんと思う。
何でもそうだけど、通だけのものじゃない。
ゼロの人たちにいかに訴えかけるかが大切だ。と思う。
なぜにこの脚本?という気もしたが、地元に特化した内容なのがいい。
短い準備期間だが、役者はまず声が出ていたし
Pもちゃんはナチュラルな演技で初舞台とは思えなかった。
Pもちゃんは最初で最後とか思ってたらしいけど、
絶対またやるね彼女は。
誓ってもいい。
フレッシュトーン
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- 2009/03/09(月) 23:59:59|
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弟のお嫁さん、Pもちゃんが出演するお芝居の紹介。
豊田市はあのトヨタで有名な車の街。
その豊田市は、文化行政がなかなかに充実していて、舞台芸術人材育成事業なんてのも展開している。
Pもちゃんは事業の一環として創設された「とよた演劇アカデミー」の一期生なんだな。
自治体の事業の一環で演劇アカデミーは珍しいと思う。
それはおいといて、なんでまたPもちゃんは芝居なんていうやくざな道に足を踏み入れたのか
それは謎だが、ママでも奥さんでもない「女優」Pもちゃんが見られるのが今から楽しみ!
「春の香と陽の光~ハルノカヲリトヒノヒカリ~」
とよた演劇アカデミー第一期生修了公演
1人の薄幸な少女が落とした赤いお守りが起こす数々の小さな奇跡。やがてそれは、人類をも救う大きな大きな奇跡となる。ちょっと不思議で、ちょっと悲しくて、ちょっと幸せになる、そんなオムニバスストーリー。
作・演出 石黒秀和(富良野塾)
時 2009年3月8日(日) 15:30/18:30
所
豊田市民文化会館 小ホール
入場料 全席自由席 一般1,500円 小中学生1,000円(未就学児は入場不可)
主 催 (財)豊田市文化振興財団、豊田市・豊田市教育委員会
チケット 市民文化会館(電話予約可、電話番号:0565-33-7111)
チラシ ↓クリックで拡大
- 2009/02/18(水) 23:59:59|
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